高卒の方の転職!自己紹介は何を伝える?NG例も紹介!

「面接官を前にすると頭が真っ白になる…」「緊張して言葉に詰まる…」「どこまで伝えればいいかわからない…」など、高卒で転職活動をしている方の中には、自己紹介がうまくできず、面接で失敗した方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな高卒の方に向けて『面接の自己紹介』について解説していきます。自己紹介は面接の掴みの部分。これがスムーズにいけば、面接官に与える印象がよくなり、採用にグンと近づきます。この記事では「自己紹介のポイント」や「自己紹介で伝えるべきこと」など詳しく解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

それではいってみましょう!

高卒の転職!面接においての自己紹介とは?

本題に入る前に、まずは「面接における自己紹介とは何か?」ということから解説していきます。面接における自己紹介とは、「今から面接を受けるのはこんな人物です」と説明すること。氏名や趣味・特技などを完結にまとめたものを指します。面接官は自己紹介を通して、応募者の第一印象、コミュニケーション能力、職務経験の概略をチェック。その経験が自社で生かせるものなのかを見極めているのです。

高卒の転職!面接においての自己紹介と自己PRの違いとは

面接における自己紹介と自己PRは別物。自己PRが自分を売り込む言葉であるのに対して、自己紹介はシンプルに自分の紹介になります。なので「自己紹介をしてください」と言われたのに「自己PRをしてしまった」ということがないよう、気をつけてくださいね。厳しい面接官だとそこもチェックされますよ。

高卒の転職!面接においての自己紹介は簡潔に言うこと

自己紹介で押さえておくこと。それは簡潔に話すということです。自己紹介はダラダラと長くするものではありません。というのも、詳しいあなたのパーソナリティは、面接の中で掘り下げていくからです。気になることは後で面接官が聞いてくれますので、自己紹介は簡潔に話しましょう。

高卒の転職!面接の自己紹介で伝えるべきこと3つ

では、ここからは自己紹介で伝えるべき内容をご紹介します。上述した通り、この内容を1分程度にまとめて伝えましょう。

【高卒の転職!面接の自己紹介で伝えるべきこと1】名前

高卒の転職面接で自己紹介するときに伝えるべきことの1つ目は『名前』です。名前はフルネームでしっかりと伝えましょう。

【高卒の転職!面接の自己紹介で伝えるべきこと2】略歴

高卒の転職面接で自己紹介するときに伝えるべきことの2つ目は『略歴』です。略歴とは会社名・職種・勤務年数などのこと。履歴書と内容が重複しますが、応募者の多い企業は、面接官が一人一人の履歴書をじっくり見ている時間がありません。ですので、気にせず同じ内容を簡潔に伝えましょう。

【高卒の転職!面接の自己紹介で伝えるべきこと3】締めの言葉

高卒の転職面接で自己紹介するときに伝えるべきことの3つ目は『締めの言葉』です。締めの言葉とは、意気込みを語ること。どうして今回の仕事・会社に関心を持ったのかということです。これを伝えると、その後の自己PRがしやすくなりますので、必ず言いましょう。

 

以上が自己紹介の内容です。

高卒の転職!面接の自己紹介を魅力的にするためのポイント3つ

高卒の転職!面接の自己紹介を魅力的にするためのポイント3つ

続きましては、自己紹介を魅力的にするためのポイントを3つご紹介します。これを意識するだけで、面接官に与える印象が大きく変わります。ぜひ実践してみてくださいね。

【高卒の転職面接で自己紹介を魅力的にするためのポイント1】感謝を伝えること

高卒の転職面接で自己紹介を魅力的にするためのポイント1つ目は『感謝を伝えること』です。というのも、面接は企業が忙しい時間を割いて行っているもの。なので、まずはそこに対する感謝の気持ちを述べましょう。たったひと言ですが、「本日はお時間をいただきありがとうございます」と冒頭に加えるだけで、とても印象がよくなりますよ。

【高卒の転職面接で自己紹介を魅力的にするためのポイント2】話し方や表情を意識する

高卒の転職面接で自己紹介を魅力的にするためのポイント2つ目は『話し方や表情を意識する』です。というのも、面接担当者は話す内容だけでなく、話し方や表情も見ています。話し方ははっきり、ゆっくりと。表情は口角を軽く上げ、明るい表情を意識しましょう。そうするだけで、素敵な自己紹介になりますよ。

【高卒の転職面接で自己紹介を魅力的にするためのポイント3】応募先に合わせること

高卒の転職面接で自己紹介を魅力的にするためのポイント3つ目は『応募先に合わせること』です。応募先に合わせるとは、応募先企業とマッチしているスキル・職歴を全面に押し出すということ。例えば、前職が飲食店勤務。応募先が営業職だった場合は、調理のことを語るより「接客」に重点を置いて自己紹介するって感じですね。自己紹介で一番重要なのは応募先に採用したいと思わせること。そのためにも、事前に企業研究をしっかり行い、どんな人材を求めているか、どんなスキルが必要なのかを把握しておきましょう。

高卒の転職!面接の自己紹介の例文

ここでは、自己紹介の例文をご紹介します。高卒の方は前職がアルバイト(もしくは派遣スタッフ)の場合も考えられますので、どちらのパターンも用意しております。ぜひ参考にしてくださいね。

【高卒の転職面接の自己紹介例文1】派遣スタッフ

1つ目にご紹介する自己紹介の例文は『派遣スタッフ』をしていた場合のもの。以下、例文です。

<自己紹介例文>

〇〇太郎と申します。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。私は前職で派遣スタッフとして、さまざまな店舗に勤務して参りました。派遣は正職員ではありませんが、多様な職場を経験することで、どんな現場にも対応できる適応力を身に着けることができたと感じております。このような経験が御社でも活かせると考え、応募いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

【高卒の転職面接の自己紹介例文2】接客業のアルバイト

2つ目にご紹介する自己紹介の例文は『接客業のアルバイト』をしていた場合のもの。以下、例文です。

<自己紹介例文>

〇〇太郎と申します。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。私は前職で接客業のアルバイトを1年間継続して参りました。接客業では、新規のお客様といかに円滑な会話をすすめ、商品を購入していただくかが重要となります。私は、初対面の方とでも会話がはずむよう、相手の気持ちを汲み取り、無理のないコミュニケーションをとるように心がけておりました。今後は接客業で培いましたコミュニケーション力を活かして、御社に貢献していきたい所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

【高卒の転職面接の自己紹介例文3】マーケティング職

3つ目にご紹介する自己紹介の例文は『マーケティング職』をしていた場合のもの。以下、例文です。

<自己紹介例文>

〇〇太郎と申します。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。私は前職で飲料メーカーのマーケティング職としてキャンペーンの企画に携わっておりました。「◯◯キャンペーン」では前年比120%の応募数を獲得し、社内表彰を受賞した経験がございます。今後は、自社のマーケティングだけでなく、幅広い業種のマーケティングに挑戦していきたいと思い、多様な企業をクライアントとして持つ御社に応募いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

高卒の転職!面接で自己紹介する前に練習をしよう

最後に大事なことを述べて終わりにします。それは転職の面接に行く前には必ず「自己紹介の練習をしよう」ということです。何度もお伝えしていますが、自己紹介は面接の冒頭で行うもの。最初に自分のことをアピールできる大事な部分です。なので、事前に練習をしてしっかりとアピールできるようにしておきましょう。自己紹介の良し悪しが面接の結果を左右するといっても過言ではありませんよ。

まとめ

では、これまでの内容とまとめると

高卒の転職!面接においての自己紹介とは?
高卒の転職!面接においての自己紹介と自己PRの違いとは
高卒の転職!面接においての自己紹介は簡潔に言うこと
高卒の転職!面接の自己紹介で伝えるべきこと3つ
高卒の転職!面接の自己紹介を魅力的にするためのポイント3つ
高卒の転職!面接の自己紹介の例文
高卒の転職!面接で自己紹介する前に練習をしよう

 

以上になります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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